出生前診断
出生前診断について
二人目を妊娠しました。とっても幸せなのですが、悩んでいることがあります。
一人目がダウン症候群なんです。
本などで出生前診断のことを知って、主治医の先生に聞いたのですが、検査するかどうかまだ悩んでいます・・・。せっかく授かった命なんですから、中絶ということは考えていません。でも、二人の障害児を育てていく自信もありません。先生いわく、「羊水検査等をして、陽性が出たら中絶するのなら検査をする意味があるけど、産むって決めていたらする必要はない。」と言われました。
出産までの10ヶ月、心のどこかでずっと心配するよりも、検査を受けて心構えをしたほうがいいのか・・・悩んでいます。
決めるのは私自身とわかっているのですが、なかなか答えがでません。
もう一度出生前診断のことと、ダウン症児の産まれてくる確率について、教えていただけませんか?
病院によって、一人目二人目とダウン症児が産まれる確率は高くなると言われたり、低くなると言われたりしました。
宜しくおねがいします
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回答   たまごママネット医師団
ダウン症は一般的に母親の年齢と共にその発症率が高くなると言われており、一般的には20歳代で1000分の1、35歳で270分の1、40歳で100分の1と言われています。一方、若年の母親の場合で一人目がダウン症で、二人目もダウン症を繰り返す確率は1から2パーセントであるとされます(以上は米国の産科学の教科書の記載です)。従ってこの数字から考えてもお分かりのように、一人目がダウン症児でない場合に比べると高いのは確かです。
出生前検査をおこなうとすればあなたの場合は羊水検査を行なうのが合理的と考えます。というのも母体血からダウン症児妊娠の確率を推定するだけのトリプルマーカー検査はあなたに不安こそ与えても、悩みの回答になり得ないからです。羊水検査は200分の1で流産や胎児死亡に到るとの報告がありますが、実際にはそれほど多いものではないと私自身は経験上思いますし、あなたの不安に対して回答を与える合理的なものであると私は考えます。ただしそれを受けるべきか、そしてその結果 に対してどう対応するかは、あなたとあなたのご主人が決めるべきことで、倫理上私達が答える種類のことではありません。冷たい言い方ですが、後悔のない選択をなさってください。

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