■ 風疹 |
風疹の抗体価についての質問です。 風疹の抗体価についての質問です。 よろしくお願いします。 前回妊娠したときに8倍といわれました。 産婦人科では、出産後2人目を望むなら風疹の予防接種をしてくださいといわれました。 そして出産後別の病院で風疹の予防接種をしようと、風疹の抗体価の話をしたところ、 8倍あれば大丈夫、予防接種をしなくてもいいと言われ、信じてしまいました。 いろいろ調べてみても、8倍未満は抗体がない、16倍以上256以下は大丈夫と書いてあるこ とが多いです。 風疹の抗体価について教えてください。 妊娠9週目の血液検査で、風疹の抗体価が無い(8倍未満)と言われました。 しかし、約1年半前に行っていた抗体価検査では32倍という結果で、医師からも予防接種の必要はないと言われていました。 風疹にかかったことがなく、中学生のときに予防接種をしていたことから、予防接種でできた抗体が残っているのでしょうとのことでした。 妊娠前に抗体価を調べた結果大丈夫と言われており、また、15年以上も残っていた抗体が、たった1年半で消えてしまったというのに納得いかず、主治医にもこのことを伝えましたが、なくなることもあるから、の一言で終わりました。 結局そこでは、再検査もしてもらえなかったので、2週間後他の病院で再度抗体価の検査をしてもらいました。 その結果、今度は16倍という結果が出ました。 この一連の検査結果をどう解釈していいのか分かりません。 検査した病院はいずれも違うところですが、検査法はすべてHI法です。 抗体はずっとあったのでしょうか?それとも9週目のときはなくなっていて、その後の2週間のあいだに発症して抗体価が陽転したのでしょうか?(症状は出ていませんが、出ない人もいると聞いたので。) **************** 回答 たまごママネット医師団 お話を伺ったかぎりでは、おそらくずっと抗体をお持ちであったのでしょう。 HI法というのは検体(血清)を2倍ずつに薄めていって、何倍まで薄めても反応が出るかということで検体中の抗風疹抗体の量を調べるものです。したがって32倍と16倍の違いというのは、1ランクの違いであり、多少の抗体価の変動や測定誤差の範囲内です。 一度HI法で8倍未満と言われていますが、検査の過程で何らかのエラーがあった可能性もあります。しかしそれを証明することは困難ですから、ご心配なら最終のHI検査から2週間後にもう一度採血されて再度、風疹抗体価(HI)を調べてみられると良いでしょう。 16-32倍程度で変化なければ、まず今回妊娠中の感染ではないでしょう。 衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 06.1.30 風疹の抗体がないといわれ不安です。 妊娠4ヶ月の2人目妊娠中です。 今回血液検査で風疹の抗体がない(8)といわれました。一人目のときは問題なかったのですが・・・ 病院の先生は出産間際まで風疹にかからないようにとおっしゃったのですが、いろいろ調べてみると、15週〜20週までかかなければ問題ないと書いてあります。 上の子がいるので人ごみや、小児科に行く用事もありますので、どうしようか?と悩んでいます。 現実に風疹にかかってしまった場合は、どのような問題があるのでしょうか? *************** 回答 たまごママネット医師団 妊娠14週以降(妊娠4ヶ月の後半)に風疹に初感染した場合には、心奇形などの内臓奇形の可能性は少ないですが、難聴をはじめとする神経系の先天的疾患発症の可能性は十分あります。一人目の妊娠の時は大丈夫だったとのことですが、もし本当に一人目のときに風疹の抗体が検出されていたとすれば、風疹が終生免疫を得る疾患であり、妊娠時の再感染では先天性風疹症候群の発症がほとんどないということから考えると問題は少ないように思います。あなたの記憶が不確かだと問題がありますので、一人目の時がどうだったか、カルテや母子手帳を見て確認してもらうか、もう一度風疹IgG抗体の存在を再検査してもらうのがよいと思います。本当に風疹感染の既往がないのであれば、かかりつけの先生が言うように風疹にかからないように人ごみや子ど もたちを避けるしかないと思います。 03.10.13 |