感染

黄色ブドウ球菌が検出されケフレックスを処方されましたが胎児に影響はないのでしょうか?
現在アメリカに住んでおりますが、妊娠8週めの内診で膣培養から多くの黄色ブドウ球菌が発見され即治療が必要と言われました。妊娠9週目にかけCEPHALEXIN 500MG(KEFLEX)を一週間 6時間置き一日4回(夜中も)処方され、何度も主治医の先生に相談しましたが、『今まで妊婦がこの菌に感染されているケース見たこと無いが、この薬は比較的安全に使用されているから大丈夫、子どもに影響したという事も聞いた事が無い、ただ100%大丈夫とは言い切れないが、今この菌を殺す事が一番やらなきゃいけない事、お薬を飲んでください』の一点張りでした。
 またこの菌を即退治しないと胎児に感染したら大変な事になりかねないとの事で、担当医の言うがままこれを信じ飲み続けました。色々調べても黄色ブドウ球菌に感染している妊婦の例が無く、この菌と薬がどれくらい胎児に影響するのかも分かりません。この薬を飲んだ時期が9週目〜10週目にかけての1週間、子どもの器官形成時期なのでかなりの影響があるんじゃないかと悩んでおります。
また子どもが感染してしまっていたらどんな事になるのでしょうか。
また羊水検査で、胎児が感染されていたら分かるのでしょうか。

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回答  たまごママネット医師団
 膣の中は、「乳酸桿菌」といわれる常在細菌が存在し、この細菌の分泌する乳酸により酸性の状態に保たれています。膣内の酸性化により、異常細菌の発育を抑制する環境が作られており、これを膣の「自浄作用」と呼んでいます。かたや「黄色ブドウ球菌」は、人体の皮膚表面、毛孔、鼻腔内に存在する常在細菌であり、約30%のヒトが保有していると言われている、いうならば非常に馴染みのある細菌です。ですから膣内の分泌物検査をして、黄色ブ菌が陽性であるのを見たことがない、というほど稀なものではありません。
 帯下が増えたり時に悪臭などの症状があったり、また無症状のこともありますが、膣の中に異常細菌が検出されることを「細菌性膣症」といいます。
 さて妊娠中の細菌性膣症については、子宮頚管炎や羊膜絨毛膜炎を引き起こすことによる流産や早産、破水との関連から注目されています。今回スクリーニング検査として受けられたのもこの理由からだと思います。しかし、細菌性膣症があると流早産しやすいというデータと、あってもなかっても関係がないというデータがあります。また治療をすれば流早産を予防できたというデータもありますし、有効でなかったというデータもあります。
 健診を受けておられるクリニックでは、抗生物質の内服にて明らかに流早産の危険性が低くなった、という報告を参考に、今回の投薬が行われたものと思います。服用されたケフレックスは、胎児に対する有害事象が報告されていない薬ですので、今回の週数での服用に関しては心配されなくてよいでしょう。
 羊水検査は、手技自体による流早産のリスクなどを考えると、子宮内感染を積極的に疑わせる余程の症状や所見がない限り、一般には行わないと思います。妊娠の後半には、今度は産道感染を引き起こしやすい細菌等も含めた再検査があると思います。
 ご出産までの日常生活としては、睡眠を十分に取り、暴飲暴食などの不摂生を避け、喫煙などはやめる、性交に際してもコンドームの着用に努めるなどを心掛けて下さい。元気なお子さんの出産をお祈りしております。
江見先生 小野レディースクリニック(小野市)07.7.26


風疹の抗体価についての質問です。
よろしくお願いします。 前回妊娠したときに8倍といわれました。
産婦人科では、出産後2人目を望むなら風疹の予防接種をしてくださいといわれました。

そして出産後別の病院で風疹の予防接種をしようと、風疹の抗体価の話をしたところ、 8倍あれば大丈夫、予防接種をしなくてもいいと言われ、信じてしまいました。
そして今2人目を妊娠中です。予防接種をしていれば、、、と後悔しています。

いろいろ調べてみても、8倍未満は抗体がない、16倍以上256以下は大丈夫と書いてあるこ とが多いです。
でもこの表記だと8倍はどうなの?と思っていしまいます。実際8倍という数値はどうなのでしょうか?
抗体がないと考えたほうがいいのでしょうか?

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回答 たまごママネット医師団
 前回妊娠時の検査が8倍とのことですので、既往の風疹罹患により免疫は獲得されて、抗体はあると判断されます。そこで問題になるのは、今回の妊娠中に万が一風疹に再感染した場合、先天性風疹症候群になる危険性がどれくらいあるか、ということです。
 最近の報告では、1回目の妊娠時に32倍、2回目の妊娠時に16倍であった方が、3人目の妊娠時に再感染され、この時最高2048倍まで上昇、出生した児は先天性風疹症候群と診断された例があります。これは、滅多に起こらない稀な例ですが、このように症例の積み重ねもあり、2004年に、「風疹流行に対する先天性風疹症候群の発生抑制に関する緊急提言」として指針が示されています。
それに沿って考えてみますと、現時点では心配しすぎる必要はないということです。
そして以下の注意事項を守るように留意されたらよろしいかと思います。
@人混みや子どもの多い場所は避ける。
A風疹患者のいそうな場所へは行かない。
 さらに安心したいならば、
Bなるべく早く、ご主人、お子さんおよび同居家族の風疹抗体価の検査と、抗体がない方へのワクチン接種。
C妊娠6ヶ月にはいった頃に、もう一度風疹抗体価の血液検査を受けられ、有意に上昇していなければ(8倍のままであれば)、再感染の心配はないと判断されます。
まだ産婦人科の現場でも一般的にはなっていませんが、風疹の抗体価が8倍(あるいは16倍も)であった妊婦さんの場合(妊娠前のご婦人も同様ですが)、分娩後早期のワクチン接種が推奨されております。
江見先生 小野レディースクリニック (小野市)07.5.27


サイトメガロウイルスの抗体がないといわれ不安です
現在フランスに住んでおり、先生とのコミュニケーションもままならず、情報不足で困っているのでご助言をお願い致します。
15週目に受けた検診の時、「あなたはサイトメガロウイルスの抗体がないから毎月血液検査を受けなければいけない。子どもとあまり接触しないように。」と言われました。
サイトメガロウイルスという言葉は初耳でしたが、それについての説明はありませんでした。
それからネットで少し調べましたが、ほとんどの日本人は抗体を持っているという為か、あまり情報を得られませんでした。
ほとんどの大人が抗体を持っているはずですが、子どもとの接触のみ注意されたということは、感染したてのウイルスのみ感染する危険性があるということで、大人との接触は性交渉含め、気にする必要はないのでしょうか? 
今後感染しないために子どもとの接触の他にどのような注意が必要でしょうか?(夫に抗体がある場合、性交渉で感染するのでしょうか?だとしたら性交渉しない方が良いのでしょうか?)
又もし感染した場合の胎児への影響(親が感染した場合どの位の確率で胎児に感染するのかを含め)、感染した場合の処置の方法など教えてください。宜しくお願い致します。

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回答  たまごママネット医師団
私の手許の資料によれば、サイトメガロウイルスの抗体がない女性が妊娠中に同ウィルスに初感染した場合には、35-50%が胎内感染を起こし、そのうち10%に先天異常が現れ、10-15%に将来、難聴が現れるとされています。
  実際には日本人女性の2−3割は同抗体をもっていませんが、実際の胎児感染率は全妊娠の0.4%、先天異常や難聴を生じるのは0.1%ということですから、それほど多いものではありません。
  感染者の唾液・尿・精液・血液などからの感染と垂直感染(母から子どもへの感染)が主な感染経路です。
したがって他人の唾液・尿・精液・血液との接触を避け、接触した場合には手洗いを励行すること、夫が抗体陽性で妻が陰性の場合には妊娠中のセックスでもコンドームを使用することなどが主な予防方法です。薬剤による母子感染の予防法や治療法についてはまだこれといったものがありません。胎内感染の疑いがあれば、出生時の全身チェックと聴覚検査が必要でしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.5.8

妊娠中のロタ、アデノウィルスの胎児への影響を心配しています。
私は35歳。不妊治療5年で授かり、1歳9か月のかわいい娘がいます。妊婦のウィルス感染による胎児への影響についてお尋ねします。
今回、自然妊娠で12週になります。
婦人科で妊娠5週といわれ喜んだのもつかの間、腹痛は伴いませんが一日5,6回の水状の下痢が5日持続しました。子どもは40.3度の発熱。子どもの解熱後に湿疹がみられ突発疹と診断されました。
子どもは5日目の水状黄土色の下痢がつづき、小児科受診しましたが、多分ロタかアデノウィルスだと思うということで内服はなしでした。手洗いに注意していましたが私が
12週の今、下痢が一日12,3回が2日目、水状黄土色、腹痛なしです。
下痢は流産のリスクが高まるとのことなので、いまできることは安静と水分摂取と考えて努めていますが、妊婦のウィルス感染の胎児への心配がとても気になりご相談します。
1・ 突発疹、ロタ、アデノウィルスの胎児への影響。
2・ 影響あれば障害の確率や今から私に出来る事(羊水検査もふくめて)
3. 4月から子どもを保育園に預けるのですが、胎児に影響する疾患を教えてください。

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回答  たまごママネット医師団
 妊婦へのウイルス感染が、子宮内の胎児に及ぼす影響についてのご質問ですね。
ご存じかと思いますが、胎児に影響を及ぼす可能性のある代表的なウイルス疾患には、風疹、水痘(みずぼうそう)、麻疹(はしか)、サイトメガロウイルス、伝染性紅斑(リンゴ病)などがあります。いずれも、血液検査で抗体があるか否か(感染の既往があったか、あるいは予防接種により抗体ができているかどうか)が判明します。理想を言えば妊娠前に血液検査を受けておかれるとより安心ですが、妊娠中でも検査はできます。(その他の単純ヘルペス、エイズウイルス、B、C型肝炎ウイルスなどについては省略します)
 風疹は妊婦胎児に関係する一番代表的なウイルス感染ですが、前回の妊娠初期に検査を受けておられるはずですので、すでに抗体があると確認しておられるのでしょうね。また水痘、麻疹についても、感染既往があるのでしょね。
ご質問の、突発性発疹を起こすヒトヘルペスウイルス6-B、およびロタ、アデノウイルスによる胎児への影響に関しては、特に有害事象は報告されていませんので心配はいりません。
 最後の、今後、上のお子さんを介しての家族内感染の可能性のある疾患ですが、代表的なものに上述の伝染性紅斑(リンゴ病)があります。リンゴ病は、幼稚園から学童期の小児に好発する疾患ですが、妊娠適齢期のお母さん方のこのウイルス抗体保有率は決して高くなく、約半数に感染の危険性があると考えられます。もし抗体のないお母さんが、感染を受けると、胎児の貧血を引き起こし、胎児水腫といわれる異常を起こします。しかし、必ずしも全ての胎児が障害を受けるわけではなく、また罹患する週数にも関係し、妊娠20週以降ではあまり胎児異常は起こらないと言われています。
 何れにしろ、特に妊娠初期の胎児の感受性の高い時期などには、あなたも、さらには上のお子様やご主人、同居しておられるご家族のみなさんが、人混みの中に長時間いない、無用の外出を避ける、手洗いを励行する、生ものは控える、食事睡眠をちゃんと取り免疫力を低下させないようにする、などといった、常識範囲内の注意をされておられれば、むやみに神経質になりすぎる必要はないと考えます。 江見先生 小野レディースクリニック(小野市) 07.3.26

クラジミアに感染していますが妊娠初期のジスロマックの服用は大丈夫でしょうか?
はじめまして。初めての妊娠13週目です。不妊症ということで3ヶ月間いろいろな注射で薬剤の投与を受け、やっと赤ちゃんを授かりました。
初期の血液検査でクラジミアが+になり、おりもの検査を受けました。受けた結果、やはり+だったようで、今日、抗生剤のジスロマックを処方されました。もともと扁桃炎で飲んだ経験のある薬だったので、特に何も考えず飲みはじめたのですが、ジスロマックはかなりキツイ薬だということを聞きました。まだまだ安定期まで長いし、妊娠初期の状態でこの薬を本当に飲んでいていいのか不安になっています。赤ちゃんには影響はないでしょうか?また10日後に再検査を言われていますが、それまでに主治医の先生にお聞きするほうがいいのでしょうか?教えていただきたいと思います。

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回答  たまごママネット医師団
 子宮頸管からクラミジア抗原が検出されたようですので、もしこのまま無治療で放置しますと、頸管炎から、流早産、産道感染を主とする赤ちゃんへのクラミジア感染(結膜炎や重症の肺炎など)のリスクが予想されますので、やはり治療が望ましいと考えられます。
 治療としては、クラミジアに有効な薬剤は幾つかありますが、その中で、胎児に対して危険性が指摘されていない薬剤を選びます。ご質問の「ジスロマック」は、国内外の資料、薬剤添付文書いずれにても、ヒトでの催奇形性(それらを服用することによって先天奇形が増加する危険性)は認められていません。よって、処方された「ジスロマック」は、心配せずに服用していくべきである、と思います。
 内科など他の診療科の先生が処方される場合でもそうでしょうが、特に産婦人科医が薬を処方する場合、妊婦さん、とりわけ胎児に対する影響は十二分に検討した上で薬を選んでおります。
我々も、処方の時に何故この薬を服用しなければならないのか、胎児などに対する危険性はないこと、などの説明が十分にできていないことを反省しなければいけませんが、担当の産婦人科医師を信頼して頂き、服薬をはじめとする指示を守って頂ければと思います。
 当たまごママネットには過去にも同じような質問があり回答していますので、参考にしてください。
 また、クラミジア感染の場合は、ご主人も同時に検査、治療が必要であることはいうまでもありませんので、これも担当の先生に指示をもらってください。江見先生 小野レディースクリニック(小野市)04.10.11

トキソプラズマ感染症と診断され不安です。
現在妊娠18週、双子妊娠中、トキソプラズマ感染症と診断されました。
今日健診に行きいろいろ相談したところ、15週からアセチルスピラマイシンという薬を胎盤が作られる前から飲んでいるので胎児に感染する可能性はほとんどないから大丈夫・・・みたいなことを言われました。
100%ではないが、どんな妊婦さんでも何が起こるかわからないのと同じだから・・・そのくらい感染の可能性は低いと。この薬を飲むことでそんなに高い確率で感染を防ぐことができるのでしょうか?
また数値が2度続けて1.6と1.5と横ばいなので、今日の検査の結果も同じ数値であれば、さらに妊娠前からの可能性は高いと言っていました。下がっていれば妊娠初期の可能性が出てくるのでということでした。双子なだけに色々と悩んでいます。この内容から先生はどうお思いになりますか?少しでも何かご意見を聞けたら助かります。よろしくお願いします。
内容: 現在妊娠18週、双子妊娠中、トキソプラズマ感染症と診断されました。
今日健診に行きいろいろ相談したところ、15週からアセチルスピラマイシンという薬を胎盤が作られる前から飲んでいるので胎児に感染する可能性はほとんどないから大丈夫・・・みたいなことを言われました。
100%ではないが、どんな妊婦さんでも何が起こるかわからないのと同じだから・・・そのくらい感染の可能性は低いと。この薬を飲むことでそんなに高い確率で感染を防ぐことができるのでしょうか?
また数値が2度続けて1.6と1.5と横ばいなので、今日の検査の結果も同じ数値であれば、さらに妊娠前からの可能性は高いと言っていました。下がっていれば妊娠初期の可能性が出てくるのでということでした。双子なだけに色々と悩んでいます。この内容から先生はどうお思いになりますか?少しでも何かご意見を聞けたら助かります。よろしくお願いします。

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回答  たまごママネット医師団
不安なお気持ちはお察しします。
トキソプラズマが胎児に感染して問題になるのは母親が妊娠中に初めて感染した場合に限られていて、「数値が2度続けて1.6と1.5と横ばいなので、今日の検査の結果も同じ数値であれば、さらに妊娠前からの可能性は高い」と言われたということですが、これはおそらくトキソプラズマに対するIgM抗体の数値を説明されたものでしょう。
IgM抗体が陽性の場合には比較的最近の感染が疑われるといわれていますが、実際には感染後数年間にわたってIgM抗体陽性の場合があります。IgM抗体(ELISA法による)の正常値は1.0未満ですが、陽性であっても1.5-1.6ぐらいの低力価であれば担当の先生がおっしゃるように妊娠前から抗体をもっていた可能性が高いかもしれません。今回妊娠の直前や妊娠中に生肉を食べたり猫の糞を触ったりしたことはありませんか。もしも何年も前から猫を飼っていたとしたら、妊娠中に新たに感染した可能性は低いでしょ
う。アセチルスピラマイシンは胎児への危険性は特に認められていませんが、それでトキソプラズマの感染を確実に予防できるわけではありません。しかし胎児が感染した場合でも症状が現れないか、軽くてすむ場合が多いようです。
妊娠中の初感染かどうかは、上記IgM抗体以外にIgG抗体価の変動なども含めて総合的に判定する必要があります。
お話をうかがったところでは初感染の可能性は低そうですが、やはり担当医師からくわしく説明していただいた方がよいでしょう。衣笠先生 尼崎医療生協病院 04.3.8



性器ヘルペスについて教えてください。
現在妊娠24週です。性器ヘルペスの再発があり、持田製薬のアラセナA軟膏をつけています
2年前に子宮けい部の円錐切除をしており、もし性器ヘルペスが再発している時に子宮口が開いたり、
破水した場合、胎児はヘルペスに感染しますか?
もし体内で感染した場合、無事に産むことはできないのでしょうか?
産科の先生からは、子宮口を結ぶ処置の話はまだないので不安です。
妊娠14週の時に胸部レントゲンを撮影しました。お腹は隠して撮影したのですが気になります。教えてください。

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回答  たまごママネット医師団
再発型の性器ヘルペスの場合には、初発型に比べて児への感染率は低いのですが、それでも分娩時に産道に病変がみられる場合には児への感染により重篤なヘルペス脳炎などを起こすリスクがあるため、帝王切開術が選択されます。産道感染(経腟分娩時の感染)がメインであり、胎内感染(血行感染)のリスクはほとんどないようです。
分娩時に病変がなければ経腟分娩が可能です。子宮頸部円錐切除術後の妊娠例に対して流早産予防のために子宮頸管縫縮術がおこなわれることがありますが、必ずしも全例におこなう必要があるというわけではありません。妊娠経過観察中に子宮頸管の短縮傾向が認められた場合におこなわれる場合もあります。
手術の必要性の有無については担当の医師とよく相談してください。
 妊娠14週の時に胸部レントゲンを撮影したとのことですが、通常の胸部撮影で児に何らかの有害作用が現れる心配はありません。あまり心配しなくてよいでしょう。  衣笠先生  尼崎医療生協病院 03.10.10



カンジダについて教えてください
今、妊娠5ヶ月です。先日の検診でカンジダ菌が見つかり、膣錠を処方されました。
かゆみなど自覚症状はほとんどなく、おりものが多いかな・・って思う程度です。
二週間ほど続けるように言われました。
主人に聞いてみたところ、主人には何も症状が無いということですが、治療は必要ないのでしょうか?
主人は感染していないということでしょうか。
私が治れば普通に性生活を送っても平気なのでしょうか?
また、主人が治療を受けるとしたら何科を受診するのですか。
症状が無いのに受診するのは・・と思うのですが、市販の薬などは無いのでしょうか。よろしくお願いします。
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回答  たまごママネット医師団
カンジダ症は、妊娠中によくある感染症で、特別怖いものではありませんが、まれに子宮内に感染して早産の原因になったり、お産時に膣内に残っていると赤 ちゃんにうつることがあるので、いまのうちに治しておきましょう。繰り返すこともあります。
ご主人にも感染の可能性はありますが、症状としては亀頭周囲の白色の皮膚炎やかゆみを伴うといわれています。
症状がないのであれば経過をみて、特に心配 な際、症状がある際は、皮膚科もしくは泌尿器科を受診されればいいでしょう。奥さんが繰り返しなる際は、ご主人の治療も検討すべきです。
性生活は奥様が治療後であれば妊娠に負担のかからない状態であれば平気でしょう。薬ですが、抗真菌剤の軟膏を局所塗布することになります。


カンジタ症と言われ治療を受けています
私は妊娠4か月に入ったばかりの22歳です。先月カンジタ症と言われ、先週1週間治療に通ってました。治療に通ったのも2回目で来週その治療の結果発表なのですが、まだ治ってないような気がします。このままでは不安です。家庭でも気を付ける様なことはありますか?あとたまにお腹が痙攣してるっぽくなったり、キュンて痛くなったりすることがあるのですが、原因はなんなのでしょうか?教えてください。
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回答  たまごママネット医師団
カンジダ膣炎は妊婦さんによくあることです。怖くないです。
あまりにおりものがひどいときは細菌性膣症の原因にもなりは破水したり、流早産の原因になります。
ちゃんと治しましょうね。もしマタニテイガードルをつけていたらやめましょう。絶対に日本の生活環境ではガードルは蒸れます。もし巻きたければ腹巻でお願いします。
腹帯は日本だけの風習で確かにさらしは日本の風土に合っていてGOODですがきつく巻くと血液の流れが悪くなり妊娠中毒症の原因になります。これは余談。。。。
たぶん痙攣みたくなるのは子宮をつっている靭帯の伸びの痛みだと思います。ちょうどお臍と腰の骨をむすん
だあたりならそうです。5ヶ月から7ヶ月ぐらいまできゅんと痛くなり心配しますが大丈夫です。
あと子宮筋腫などが子宮が大きくなったことで虚血となり痛くなることがあります。次回、診察時に主治医に聞いて御覧なさい。なお妊娠中のセックスは赤ちゃんのためにコンドームを使ってね。
これですごく早産が減ります。パパに協力要請してね。


カンジダ症について教えてください。
先日、妊娠がわかり、ただ今6週目です。妊娠前よりカンジタにかかっており、オキナゾールクリームを使用しています。
が、これは妊娠前にかかっていた別の病院で処方されたもので、妊娠後も使用してよいのか迷っています。
妊娠がわかった病院で、膣内の菌検査をしてもらった所、菌は確認できず、外陰部のみの軽い痒みがあるだけでしたので、そのままクリームをつけてもよいとの事でしたが、使用しているクリームの名前は伝えていないのです。
はたして、使用を続けても胎児に影響はないでしょうか?
初めての妊娠で少し、神経質になっているだけかもしれませんが、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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回答  たまごママネット医師団
オキナゾールクリームなどの抗真菌剤外用薬は妊娠中でも頻繁に使用されており特に問題ありません。カンジダ症と診断されていて痒みが残っているのなら、そのまま使っていただいてもかまいません。
ただし1週間ほど使用しても症状が改善しなければ、一度担当医師に相談された方がよいでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院 04.01.24こんばんは。一般的にでいいので教えてください。妊娠3ヶ月未満のカンジタの治療薬は奇形を伴うことがあるのですか?(もし大丈夫だという薬があれば教えてください)罹った場合は有益性と危険性を考えた上で薬を使うか選択すべきなのですか?主治医からそう言われたうえで自分に判断を委ねられどうしていいかわかりません。診察をしてないので難しいでしょうが他にも3ヶ月未満で罹った人はきっと沢山いると思います。みなさんどうされているのでしょうか?
回答  たまごママネット医師団
比較的多くのカンジダの薬がはっきりとは催奇形性をうたっていませんが、妊娠初期には極力避けるように、としています。膣の中に入れる薬が必要なのか、皮膚に塗る薬で大丈夫なのか(要するに膣炎なのか、外陰炎なのかの違いです)で安全性は変わりますが、塗り薬でしたら、比較的使っても問題はなさそうに思います。


カンジタ菌が出ているといわれました。
現在34週初産の妊婦です。おりもの検査で、「少しだけカンジタ菌が出ているので膣内洗浄と膣錠を入れておきます。」と言われ、昨日その処置をしてきました。
自覚症状はあまりなく、少しおりものが多いかなーと思う程度で、痒みなどはありません。
「たぶん洗浄だけでよくなると思いますよ。」と言われ帰宅しました。
今朝になって、水っぽい液で下着が少しずつ濡れるので心配になり質問しています。
水の色は透明で、匂いなどはありません。
お腹の張りや、痛み、出血はなく胎動もあります。
これが昨日の処置のためならいいのですが、もしかして破水なのか判断に迷っています。
もし洗浄、膣錠の為の症状ならこれはどのくらい続くのでしょうか?
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回答  たまごママネット医師団
ご心配なことと思います。上記の記載事項から考えると、洗浄液そのものか薬剤の溶けたものが流れ出た可能性が高いと思います。しかし、何ぶん万一、破水であるといけませんので、受診された産婦人科を再度受診されるか、もしくは電話でお問い合わせされることをお勧めします。
もっとも洗浄、膣錠のせいであるならば、現在はすでに止まっていると思いますが、、。


カンジダ菌と溶連菌がいることがわかりました。
現在22週に入り順調なのですが、検診でおりもの検査をしたところ、カンジダ菌と溶連菌がいることがわかりました。薬はサワシリンとエンプシド膣錠をいただきました。薬の説明だけ受けたのですが、溶連菌とはどういうものなのでしょうか?感染にはどういう経路が考えられますか。感染しやすい人などありますか?後この先気をつける事など教えてください。
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回答  たまごママネット医師団
溶連菌とは溶血性連鎖球菌の略ですが、その種類は18群に分けられています。
その中で病原性が強くて問題となるのはA群溶連菌で、しょう紅熱や扁桃腺炎の原因となります。A群以外の菌は病原性が弱くあまり問題となることは少ないのですが、B群の溶連菌は膣内に繁殖することがあり、病原性は弱いのでお母さんに対しては悪さをしないのですが、生まれてくる赤ちゃんに大しては感染して髄膜炎を起こすことが稀にあります。
菌がいれば必ず感染するのではなく、特に成熟児では感染が成立する頻度は少ないようです。
 感染経路は不明です。というより、世の中菌だらけですので菌は四六時中身体に侵入してきており、それを抵抗力でもってやっつけているのです。ですから、抵抗力が落ちたときに感染が成立しやすいとかんがえられます。
 気をつけることは、抵抗力がなるべく落ちないように、身体ずくりをする事と膣炎の症状があれば放置せずに早めに治療することです。


現在30歳で妊娠17週なのですが、16週の時に「細菌性膣症」と診断されました。
できれば、出産は助産院でと考えていましたが、この病気は再発する可能性もあるとのことなので、毎回チェックしてくれる病院で出産したほうが良いのか迷っています。
この病気の予防法と、自分でチェックする方法があれば、教えてください。
あと、右側の卵巣のあたりが、最近になって時々痛むのですが、この病気と関係はあるのでしょうか?
以上、よろしくお願いします。
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回答  たまごママネット医師団
細菌性膣炎の場合、どのような菌が出ているかが重要になります。
大腸菌などでは簡単に治るものが多いですし、GBSという溶血性連鎖球菌などの感染では治療が必要な場合もあります。病院でのチェックが必要になりますが、出ている菌でその後の検査が変わるので、今度受診したときに主治医の先生にお聴きになってみて下さい。
自分でチェックする方法は帯下の臭い、色などで酸味がかっていればだいたい正常ですが、魚の腐った臭いやかび臭い臭いであれば治療を要することがあります。
卵巣の付近の痛みはこの病気とは無関係でしょう。


クラミジアについて詳しく教えて下さい
私は今、妊娠4ヶ月めです。
@初期検査で以前&現在クラミジアになっていたことがわかりました。
 クラリス錠200を2週間、旦那と飲むように言われ飲み始めていますが、解らないことが幾つかあります。
 クラミジアは性病なのですよね?
 旦那と付き合い始めて4年目、旦那は何も症状がありません。
 私もないのですが、女性が無症状なのは珍しくないようなので気になりませんが、男性は何らかの症状が出るのですよね?
 男性も無症状でクラミジアにかかっていることはあるのでしょうか?
 クラミジアの治療を受けたことのある友人から、医師に「クラミジアに完治はない」と言われたことを聞きました。
 薬でその時治っても、また再発する可能性があるということなのでしょうか?
 再発するとしたら最低何ヵ月後以降とかはあるのでしょうか?
 今、治っても出産の時にまたなっていた、ということがあるようで怖いです。クラミジアについて詳しく教えて下さい。
A私は赤ちゃんの時からうつ伏せ寝をさせられていたので、今でもうつ伏せでないと安心して眠れません。
 でも、最近は胸もかなり大きくなりお腹ことも気になります。やはり妊娠中、うつ伏せで寝ることは止めたほうがいいのでし ょうか?
B妊娠中は重たい荷物は持ったらいけないようですが、だいたいどれ位の重さまでだったら大丈夫でしょうか?
 買い物袋や楽器を持つ機会が多いのでたまに気になります。5〜8kg程度なら大丈夫でしょうか?
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回答  たまごママネット医師団
クラミジアは性病(梅毒、淋病、軟性下疳、鼠径リンパ肉芽腫の4つのみをさす)ではありませんが、性行為やその類似行為で感染する機会の多い性行為感染症に分類されています。
男性の場合も淋菌性尿道炎と違ってクラミジア性尿道炎の場合潜伏期が長く、臨床症状が軽く排尿痛が少ないとされています。したがって無症状で気づかない人も多いようです。
クラミジアは完治しないというのは言い過ぎのように思いますが、治療の判定が難しいのは確かで、血液の抗体価だけを治療の指標にするといつまでも抗体が検出されてしまいます。
しかしながら一般的にはマクロライド系(エリスロマイシン、クラリスロマイシン)の服用で子宮頚管のクラミジア抗原は消失しますので、ヘルペスなどのように再発するということは少ないと思われます。ですから治療後に子宮頚管からまたクラミジア抗原が検出された場合には、断定はできませんが再発と言うよりも再感染の可能性が高いように思われます。
血清抗体の値は過去に感染したかどうかを示すもので、その値だけで現在病原体が身体に存在するのかどうか断定することは難しいと思います。


透明なおりものが多くなり外陰部が痒くなってきました
4週間前の検診で、その頃8〜9週目と言う事でした。
4週間前ぐらいから透明なおりものが多くなり外陰部が痒くなってきました。4週間前は丁度検診週でしたので内診時に伝えると「おりものの検査をしておくね」ということでした。以外は、何も処置や薬等も処方されませんでした。それでも、その時は我慢できました。2週間前の検診時に結果を聞くのを忘れましたが、先生のほうも何も言われませんでしたので感染症とかでは無いと思ってます。
しかし、ここ2.3日前から痒みが増しておりものシートや清潔を保ってもいつの間にやら痒くなり下着の上からぼりぼり掻いてしまうほどです。痒くなると洗ったりしても我慢できなくなってきました。
今度の検診は1月6日の予定です、その検診までの間だけと思って市販の「フェミニーナ軟膏」等の痒み止めを塗ろうかと思うのですが先生の指示無しなので躊躇しています。
一体、このような場合どうしたらよいのでしょうか?
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回答  たまごママネット医師団
お手紙の内容からはカンジダによる外陰炎か下着やおりものシートによる接触性皮膚炎(かぶれ)だろうと思います。前者であれば抗真菌剤、後者であればステロイド剤が一般 的に有効と考えられています。フェミニーナ軟膏は根本的な治療にならないかもしれませんが、局所麻酔薬と抗ヒスタミン剤の成分が含まれているようなので効果 は期待できますし、外用剤ですので胎児に対する影響も少ないのではないかと思います。ただし薬剤使用の有益性と危険性を比較して、ご自身の責任で(インターネットでの回答ですので)使用してください。


溶連菌に感染していますが自然分娩できますか
今、39週でもうすぐ出産を迎えるのですが、少し気になる事があります。
外陰部がたまに痒くなります。9ヶ月の時、カンジタと溶連菌とトリコモナスの検査をしました。
溶連菌にひっかかり、飲み薬で治りました。
それ以降、たまに痒くなり産婦人科でその事を言ったら、膣内の消毒と塗り薬の「エンペシドクリーム」を頂きました。
以前、カンジタになった事があるので、どういう症状かわかるのですがおりものがたくさんでますよね。
かなりの痒みが出て、ゴシゴシこすりたくなるぐらいだったと思います。最近、おりものがあまり、ないんです。
たまに痒くなるくらいで、「昨日は痒かったけど、今日は全然」という感じなのです。
診察の時にも何も異常が無いと言って、3日後に痒くなったという状態。
もう、出産なのですが自然分娩で大丈夫なのでしょうか?
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回答  たまごママネット医師団
溶連菌とカンジダが腟内で検出され、それぞれに対する治療がなされてはいるものの、漠然と分娩に対する不安があるというのはわかりますが、「もう、出産なのですが自然分娩で大丈夫なのでしょうか?」というご質問の意味がよくわかりません。主治医の先生に自分の不安を正直にお話になって、不安をとりのぞかれることをお勧めします。


B型ヨウレン菌があるといわれ不安です
今日、病院でおりものの検査をした結果「B型ヨウレン菌」があったと言われました。25週目に入ったところで、今現在の処方などはなく分娩の際に抗生物質を点滴すると言われました。
赤ちゃんへの影響(感染すると脳に障害が出る場合がある)などの説明も多少してくれましたが、あまり詳しい話は聞けませんでした。医師はあまり深刻に話さなかったのですがやはり少し不安です。
「B型ヨウレン菌」に関しての情報、また、赤ちゃんへの感染の確率と対処法などを教えていただきたくメールしました。よろしくお願いします。
回答  たまごママネット医師団
B型ヨウレン菌(GBS)については質問が過去にもありましたので、それを引用させていただきます。GBSは報告では20%の健康な女性の肛門や腟周囲に存在するといわれています。取り扱いについては医師の間でも議論のあるところですが、一致しているのは分娩時に抗生物質の点滴をして、産道内のGBSを除菌しながら分娩すれば、産道での感染はほぼ予防できるということだと思います。GBSで新生児が重症な感染症になる(死亡したりする)のは、早産、低出生体重児、前期破水後長時間経過した場合、母体に発熱のある場合で、それ以外のほとんどの方は元気な赤ちゃんを産んでおられます。主治医の先生の指示に従われることをお勧めします。

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