授乳中のアルコール

アルコール摂取時の母乳への影響と対処方法について質問します。
ちょっと酔うくらいビール(350ml×2本)を飲むと、母乳にもアルコールが含まれるという回答を読んで心配になりました。
母乳は常につくられ乳に溜まると認識してますが、合ってますか?
尚、酔っているときにつくられた母乳は搾乳する必要がありますか?
必要であれば、搾乳量の目安を教えて頂きたいです。

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回答 たまごママネット医師団
授乳中はできればアルコールは控えていただきたいところですが、そばで飲んでいる旦那さんのビールがおいしそうに見えるときもあると思います。
がんばって授乳を続けているときに,少し飲んでホッとしたい気持ちもよくわかります。
 授乳をしていても絶対にダメというわけではなく、量や時間を工夫することでたしなむ程度は可能です。
量的には1日に体重1Kgあたり0.5gのアルコールをこえないようにします。
仮に体重を50Kgとすると50×0.5=25gが許容範囲のアルコール量になります。
ビールのアルコール濃度はおよそ5%です。350mlの缶ビールの場合、350ml(g)×0.05=17.5gのアルコール量になります。よって350mlの缶ビール2本ではアルコール量が35gとなるため授乳中にしては飲み過ぎとなってしまいます。
  授乳中のビールの量は体重50Kgの人で350ml缶を1本か多くても500ml缶1本が適当になります。ただしアルコールの代謝は個人差が大きいので注意をしてください。
時間は、アルコール血中濃度の半減期は30分ですので、適量のアルコールであれば2時間以上離して授乳すれば影響は少なくなります。
赤ちゃんに授乳をし、満足したらビールを1杯としてください。もし2時間以内におっぱいを欲しがりどうしても我慢できないときには授乳をしてもかまいません。そんな時、お母さんに聞くと赤ちゃんはいつもの味と違うことがわかるのか嫌そうな(まずそうな)顔をするそうです。
回数は週2〜3回以内にとどめ、毎日飲むのは避けてください。
また飲み過ぎての添い寝は危険ですので、絶対に止めてください。
酒類別のアルコール濃度はラベルに記載されていますから,計算をして飲み過ぎないようにしてください
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 12.3.23



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