育児相談 汚物を口に

他の人が公園で遊んでいて汚れた手で赤ちゃんを触るのが気になり不安です。
現在7ヶ月の赤ちゃんについて質問があります。最近暖かくなってきましたので上の子を連れて公園に行くことが多くなりました。上の子を砂場で遊ばせていたりすると、お友達やお母さんたちの中には汚い手のまま赤ちゃんの手をにぎったり頭をなでたり顔を触ったりする人がいてとても気になります。
何でも口に入れてなめたい時期なので、差し出された手をぺろっとなめてり、いつの間にか手についた泥水をなめたこともありました。上の子が1〜2歳のころはたまに誤って砂場の砂を口に入れてしまうこともありましたが、他の子もそんな感じだったのであまり気にしたことはありませんでした。でも、6ヶ月前後の赤ちゃんの抵抗力はどのくらいあるのでしょうか。公園にはところどころ犬のフンが落ちてるし、砂場にも回虫の卵があると聞きます。
そういった寄生虫に対する抵抗力は持っているでしょうか。今のところお腹を壊したことはありませんが。公園に行くたびに嫌な思いをすることが多いので、どうぞよろしくお願いします。

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回答 たまごママネット医師団
 6ヶ月になると赤ちゃんは手にしたものをなんでも口に持って行きます。
なめてみて食べられるものか確認をします。親からみれば汚いと感じるかもしれませんがこのことによって赤ちゃんがお腹をこわしたり病気になったりすることはほとんどありません。
  人間の身体は常在菌という身体を守る働きの菌によって悪い菌が身体の中にはいるのを防いでいます。
皮膚はもちろん、お腹の中まで汚れたものとふれる場所はこの常在菌によって守られています。このため、汚い、ばい菌がいる様なものにふれたり、口にしたとしてもそれによって病気になることはありません。普段の生活の中で、絶対的に清潔なものはありません。いろいろな細菌やウィルスにふれあうことによって常在菌の抵抗力が高まり悪い菌の侵入を防いだり、身体の中の免疫の働きを強めたりしています。
  一見汚いと思うようなことも身体を丈夫にするために大切なことなのです。
抗菌グッズが多くみられますが、菌の少ない生活を送ることができたとすると、身体が弱くなり簡単にばい菌に負ける身体になってしまいます。
  東南アジアなどで現地の人と同じものを食べても日本人だけがお腹をこわすことがあります。日本は清潔なため菌に対する抵抗力が現地の人より弱くなっているためです。清潔な生活は必ずしも丈夫な身体を作っているとは言えないこともあります。
子どもが砂場や遊び場で土をかけられたり土や泥をなめたとしても、そのことで病気になることはないと思います。砂場に猫や犬の回虫のたまごがあると話題になったことがあります。その回虫のたまごは人のお腹に入っても孵化することはなくそのまま排泄されますからもし口に入ったとしても悪さをするものではありません。
  心がけることとしては、外遊びから家に帰ったときには、手や顔を洗うことで充分だと思います。
子どもが外遊びをすることは丈夫な身体を作るために大変良いことです。
  外の空気に触れるだけでなく、様々な菌にふれることも丈夫な身体を作るために必要なことです。
犬の糞が落ちていたり、ゴミがいっぱい落ちているようではいけませんが、普段みんなが遊んでいるような場所であれば、あまり心配しないで遊ばせてあげて良いと思います。 
渡辺眞史先生  07.4.14



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