育児相談 母乳と虫歯

授乳中のクラリスロマイシン、スカノーゼリン、アルサの母乳哺育への影響を教えてください。
8ヶ月の子どもを母乳で育てています。
もともと歯が悪かったんですが、妊娠出産を機に悪化してしまい、他の歯への影響も考えてインプラントをすることになりました。
インプラント手術の際、クラリスロマイシン、スカノーゼリン、アルサを
1週間飲まなければならなくて、医師にはその間母乳は中止するように言われました。
まだしばらくは母乳を続けたいので1週間あげないことによって
母乳が出なくなったり子供がおっぱいを嫌がったりするようにならないか不安です。
これらの薬を飲みながらの授乳は難しいですか?

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回答  たまごママネット医師団
クラリスロマイシンは乳児でも使用しますのでOKです。
スカノーゼリン、アルサも薬効から考えてお子様への悪影響を心配する必要はないでしょう。
授乳を続けてよいと考えられます。
平林先生 大阪市立十三市民病院小児科 08.9.4


2歳4か月の娘の断乳と虫歯の相談です。保育士から母乳哺育をあげているのは親の責任と言われています。
娘は未だに授乳中で暇さえあれば「パイパイちょうだい」と言ってどこであろうと欲しがります。そのうえ甘い物が好きでご飯をあまり食べてくれないので少し虫歯ができてしまいました。
そのために保育士さんからは「授乳を未だにあげている親の責任」と毎度のように言われ、どうしたらよいか悩んでおります。辛子を塗る作戦も自分で拭いて飲むので効果はありませんでした。どうしたら卒乳できますでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
 卒乳はするものではなく、赤ちゃんが満足し自信ができると自然におっぱいから離れていくことを言います。
2才から3才にかけては自我が発達し様々なことに挑戦する時期です。
しかし思い通りにならないため葛藤の気持ちの多い時期です。その不安やストレスに対しおっぱいは子どもの心を安定させる役割をします。お母さんとおっぱいを通じてつながることによって安心感をもらい、また新たな挑戦ができる心の余裕を持つことができます。
今の時期でも母乳育児の大切さは変わらず、しっかり続けることが大切です。
 虫歯は母乳だから多いと言うことはありません。ただ、食事を取って歯が汚れたままおっぱいを飲むと虫歯になります。おっぱいが悪いのではなく、汚れた歯をそのままにしておくことが虫歯の原因です。
  甘いものに含まれる砂糖は歯にくっついていることで虫歯菌を増やし虫歯を作りやすくします。
甘いものはなるべく避け、食べた後は歯を磨くか、きれいに拭くことが必要です。そうすればおっぱいを続けても虫歯が増えると言うことはありません。
今は母子手帳から断乳という言葉はなくなりました。
  しかし断乳がすすめられた時代に育児に関わってきた人たちは、未だに断乳から頭が切り換えられずにいます。
母乳を体を大きくするためのものとしてとらえると、一才をすぎて離乳食をしっかり食べられるようになれば母乳は必要にないものになります。
  また仕事をすると母乳がじゃまに考えられられました。このため一才をすぎたり仕事を始めると母乳を止める断乳がすすめられました。
母乳には体を大きくするだけでなく、心を育てる役割があります。お母さんとおっぱいを通じて得られる安心感、幸福感が優しい心を育てます。このため断乳ではなく、卒乳がすすめられています。

  質問の子どもはまだおっぱいを必要としている子です。甘いものを控え、歯の手入れをしてゆっくりおっぱいを続けてください。
渡辺眞史先生 06.6.16

1歳4ヶ月になる娘の歯のことで教えてください。
生後10ヶ月から上の前歯が生え始め、現在上4本、下2本ですが、下の2本の歯が上の歯より前に出ていて反対咬合になっています。親類には受け口の人はいません。色々調べたところ、乳歯の反対咬合は、半数は自然に治るとありましたが、親類にはいなくても受け口になった女の子が身近にいるので、娘もこのまま受け口になってしまうのか不安です。近所の歯科に受診の相談をしたところ、まだ歯の数が少ないため、永久歯に生え変わる時期に受診にきてくださいと受付の方に言われました。娘はおっぱいが大好きで、昼夜何度もおっぱいをせがんでくるので、娘から離れていくまでおっぱいをやめるつもりはありませんでしたが、このまま下顎が発達してしまうと・・・と考えると、おっぱいをやめたほうがいいのでは、と悩むようになりました。質問は、おっぱいを吸うのは、下顎だけの発達にはならないのでしょうか。また、今から反対咬合を治したり抑制できるような手立てがあれば、教えてください。よろしくお願いいたします。

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回答  たまごママネット医師団
乳児期には下顎の方が早く発育するため、歯の出始めの頃には受け口のようにみえることがあります。3〜4才ぐらいになると上顎の発育がみられ、受け口にみえていたものがいつの間にか治ってきます。
  家族に受け口の人がいるときにはそのまま続くことがありますから経過を見る必要がありますが、多くの場合この発育の時期の差によってみられるものですから自然に改善してきます。
おっぱいとは関係ありませんから卒乳までゆっくりおっぱいを続けてください。
今は発育を待つ時期ですから、歯科の先生からいわれたように永久歯に生え替わる時期まで経過を見ていてください。
渡辺眞史先生 06.1.20

8ヶ月の赤ちゃんの授乳と虫歯について相談です。
6ヶ月ごろから、夜中に目を覚ますようになり、今では夜中3回ほど起きておっぱいをやらないと寝ません。また、寝付く前にもおっぱいを吸わないと寝付けなくなっているようです。
現在海外在住で、こちらでは夜中のおっぱいや寝かしつけのおっぱいをやめるようにいわれました。また、寝かしつけもベビーコットに一人で寝させるよう(泣いてもだっこしたりおっぱいをあげないよう)に習慣付けるようにいわれました。さっそく今日ためしましたが、案の定柵につかまったまま泣いていて、どうにも私がつらいです。
夜中の授乳は虫歯になる原因(必ず虫歯になるのでしょうか)になるなら、頑張ってやめるようにしようかと思いますが、けっこう精神的に私のほうも泣く赤ちゃんをほっておくのはつらいです。それでも、やはり、夜中のおっぱいや、寝かしつけのおっぱいを止めるべきなのでしょうか。やめたほうがいい理由も知りたいです。

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回答 たまごママネット医師団
赤ちゃんの夜泣きのようです。6ヶ月過ぎから見られ、数ヶ月続くことが多く、半数以上のお母さんが経験します。
原因は様々で夜泣きを止めさせる特効薬はありません。
この時期は脳の発達がめざましい時期で、外からの刺激を自分にしっかりと受け止める様になります。
驚くことやいやなこと、うれしいことなど様々な刺激を心に感じます。このことが夜の睡眠を浅くすることがあります。夜泣きは脳の発達に伴う反応とも考えることができます。このようなときには不安やストレスを感じていますから、オッパイが一番の薬になります。オッパイに吸い付くことで安心をもらいまた寝ることができます。
 夜間に赤ちゃんを一人で寝かすことは不安を増やすだけで心の発達によいことではありません。
お母さんが思うように一緒にいてあげ、しっかりオッパイをあげてください。日中の生活はどうでしょうか。一日中家にいて刺激が少ない、日中静かで寝ていることが多い、お母さんとの関わりが少ないなどの時にも夜の睡眠が浅くなることがあります。 虫歯の心配はまだ早いと思います。
上の歯が出てきたら濡れたガーゼなどで食後に軽く拭くようにします。下の歯は虫歯になりにくいのですが、油断をすると上の歯から虫歯になることがあります。母乳だから虫歯になるということはありませんが、歯が汚れているままで、夜間の授乳を繰り返すと虫歯になることがあります。寝る前に歯を拭いてあげることで予防ができます。
渡辺眞史先生 05.1.26

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