育児相談 肛門周囲膿瘍

息子の肛門周囲膿瘍に悩んでいます。
抗生剤を服用すると3日ほどでシコリは触れなくなるのですが、服薬を終えると10日ほどで出来てしまいます。ウンチの時はお湯で洗い流し、肌がサラサラになってからオムツをつけるようにしているのですが。どうしたら繰り返さないようになるでしょうか?息子は痛がったり薬を嫌がったりもせず毎日機嫌よく元気に過ごしてくれているのですが、そんな姿を見ると余計に自分の至らなさに落ち込んでしまいます。医師には「仕方ない」と言われているのですが、何か出来るコトはないでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
肛門周囲膿瘍は2〜3ヶ月の男の子に多くみられる病気です。肛門の3時と9時の方向によく見られます。いったんよくなったように見えても繰り返すのが特徴です。6ヶ月をすぎるとだんだん腫れることが少なくなり、1才を過ぎる頃には多くの場合自然に治っていきます。稀に1才を過ぎ2才になっても繰り返す場合には手術を行う場合があります。
おしりをきれいにすることなどで予防はできませんから、お母さんが何かをすることで防げるものではありません。
医師には「仕方ない」と言われているのはこのためです。
治療は抗生剤を服用したり、抗生剤の軟膏を塗って様子をみる場合がありますが、最近は漢方薬(十全大補湯)が内科的治療で有効といわれています。大きく腫れて自然に膿が出た場合には排膿がある間毎日軽く絞って膿を出します。皮下に膿がたまっているときには外科で皮膚を切開して十分膿を出すようにします。
外科で治療というと怖いような気もしますが、大きめに切開排膿することが一番早く治るように思います。肛門周囲膿瘍は特別な病気ではなく、多くの場合時期が来ると治っていきますので、かかりつけの先生の指示で様子をみてください。
渡辺眞史先生  07.6.14



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